


原材料名:米(国産)、米麹(国産米)
原料米:五百万石(島根県産)、改良雄町(島根県産)
精米歩合:60%
アルコール分:14.5度
酒度:ー
酵母:協会6号、7号
酒母:そやし水もと
火入れ:1回
酒造年度:2025BY(R7BY)
おすすめの温度帯:冷酒、冷や(常温)、お燗(55~60度前後)
【数量限定】
“無窮天穏「水母(くらげ)」、3年ぶりのリリース!ふわふわと身体を漂う酒”
実に3年ぶり、無窮天穏の「水母(くらげ)」がリリースです!
そやし水もと×山陰吟醸がうまく融合したお酒でしょう。
今年は2タンクブレンド。
さまざまな酸で構成されているため、アルコール度数が低いながら、余韻の味わいで満足感も得られるお酒になってます。
小島杜氏いわく、この水母は、そやし水もと=自然(自然醸造)
山陰吟醸造り=人(人の技術の集結)
その対極である2つのものが合わさったお酒。
この矛盾が織りなす不思議な味わい。
クラゲのようにふわふわと身体を漂うお酒。
飲み口の瑞々しくもあるがやや不安定な要素は、水もとからくる要素か。
余韻はいつもの天穏のようなスーッと綺麗で馴染む安定感。
この一見不安定なようで、後から来る安定感。
はたまた、もう一口飲めばまた印象の変わる不安定感。
この絶妙な不安定感こそ、このお酒の真骨頂でしょう。
(何度も飲んでると結局安定してくるので、芯には天穏らしい山陰吟醸造りがしっかり生きているのでしょう)
いろいろ書きましたが、あまり細かいことは気にせず、このお酒に身を任せ、ふわふわ水母のようにゆっくりとした時間を漂ってみるのはいかがでしょうか。
(以下小島杜氏コメント)
水母は水もとでつくる無窮天穏です。
山陰吟醸造りと自然醸造のハイブリッドの無窮天穏シリーズ。
今期は天穏シリーズが2日突きハゼ、無窮天穏シリーズが3日突きハゼ麹ということで分けていますので、その差が分かりやすくなっているかと思います。
色々な製法を試してきた水もと。
今回はサケル回避の保険で酵母添加にしています。
現状、生もとは固形なので酵母無添加で十分やれますが、水もとはまだ怖いです。
水と麹という誰でも繁殖できる場に、添加の乳酸菌と協会酵母で保険をかけながら野生の乳酸菌と野生酵母を呼び込む形を取っています。
遺伝子検査の結果も、添加と野生とどちらの存在も確認されました。
(※SAGAは酵母無添加でトライしている)
いずれにせよ添加でも無添加でもなく、そのどちらでもある集合の酒は目指すところの1つです。
水もとは人類が穀物で酒をつくった最初の製法で、日本酒に限らず様々なお酒の土台となった酒造りですから、全てが一体となるフィールドに適した製法です。
日本酒でありながら日本酒だけではない。
クラゲのように、生物でありながら海でもある。
そのように、どちらでもある存在は、人間が酒を飲んで人や自然と一体となる酔いの感覚にとても近く、人々がその効果を利用して酒を飲んで、民族や部族を習合させる祭りに使った意図がくみ取れます。
このように製法、香味、人に与える影響が揃っている酒はとても美しく、私の好きなスタイルです。
水もとは、もっと売れ線のスタイルにしたり、日本酒、燗酒に寄せたりすることも当然に出来るものですが、私はこのようなスタイルのあいだを行き来する曖昧さに水もとの魅力を感じます。
香:エステリー、イソアミル、4mmp、シャープな華やかさ、スモーキー(4VG)、アルコール、モルトウイスキーの様
味:きれい、清らか、乳酸と米麹の旨味、柑橘的なイソアミルと吟味、スモーキー、木香、高級アルコールの渋み、水の清らかさと余韻。
いまは乳酸菌というよりも野生酵母の影響が強い印象。
野生の吟醸酒。
しかし重くなく、綺麗で、でも混在している様子。
冷やせば吟味と酸が強調されて吟醸酒、常温はとても複雑で吟醸と水もとの野性味が絶妙なバランス、燗では一体。
水もとらしく、かなり面白い構成です。
以前の水母は初期も良いけど、熟成と燗酒でとても輝きました。
以前の水母の燗酒は抜群です。
今回もそんな予感がします。
若い頃は低い温度で、1年以上経って燗酒がとても良くなるでしょう。
※写真は撮影当時のもので、製造年月日が異なる場合がありますので予めご了承ください。
※酒造年度は商品説明文(ブレンド等、記載してない場合があります)に記載、正確な製造年月日が気になる方はお問い合わせください。
¥4,950(税込)
残り4点