

生産者:ファブリス・シャイユー(Fabrice Chaillou)
産地:フランス、ロワール
品種:シュナン・ブラン
タイプ:白
アルコール分:12.5度
ビオロジック
“セバスチャン・デルヴューとは同じ村に住んでおり、中学時代からの友人!大いに期待できる彼らのワイン造り”
ダイレクトプレス。
ファイバータンクで13ヶ月間の発酵と熟成。
薄濁りの中程度の黄色。
黄柑橘や桃、パイナップル、りんごやマスカットのリキュール、カリンのコンポート、黄柑橘のピール菓子などの果実に、ジャスミンやクチナシといった白い花、メレンゲ菓子、火打石、ヨード香などのニュアンスが重なります。
優しい甘みを伴う柑橘系を主体とした爽やかな果実の風味と酸が調和し、導かれるように軽快に喉を通ります。
すっきりとした飲み心地でありながら、口中に留まる果実味は清涼感のある印象から、次第に桃やマスカットなどの芳醇な風味へと移ろい、フローラルの華やかさと旨みが溶け合い、味わいの充実感が深まります。
アフターにかけて柑橘ピールや内皮のほろ苦さ、仄かな塩味がアクセントのように現れ、全体を引き締めつつ抑揚を与えています。
(インポーター資料)
生産者:ファブリス・シャイユー(Fabrice Chaillou)
レ・ヴィーニュ・ド・ババスのセバスチャン・デルヴューとは同じ村に住んでおり、中学時代からの友人です。
収穫などの季節労働をしているうちに、少しづつ葡萄栽培と醸造に興味をもつようになり、ジョー・ピトンのところで15年間働き、有機栽培を間近で見ながら栽培長として活躍しました。
葡萄畑の仕事をきっちり行い土が生きるようにすることが大切で、その結果が良いワインに繋がるということを学んだと語っていました。
1995年に奥さんのローレと醸造学校で知り合い、1997年に1樽のワインを二人で造ったのが一番最初です。
その後、ジョーピトンのところで働きながら、手入れの行き届いていなかった16areaの古い区画を2002年に購入し、2〜3年畑を休ませてから葡萄を植え、自家用のワイン造りをしていました。
2016年が生産者として自分達のワインを造ったスタートの年となります。
2019年まではブルノー・ルヴォワのところで週3日働きながら自社の仕事を並行して行っていました。
彼は有機栽培の人ではないですが、昔からの友人でファブリスのことをよく知っており、彼のことを考えて農薬散布などの薬に関わる仕事は一切させませんし、農薬を撒いた後にはファブリスの畑に入らないように気をつけてくれたりと気を遣ってくれます。
ブルノーが短時間で働いてくれる人を探していたため仕事を手伝っていましたが、2020年にガレージから新しいカーヴへ移り現在は自分の畑と醸造のみに専念しています。
これまで所有していたサンロンベールの0.5haの2区画に加え、2018年には新たにロシュフォールに約10年の若い樹齢のものから約100年の樹齢までのシュナン・ブランで構成される4〜5区画の1.2ha、更に2019年にサンロンベールに約1haのガメイ、グロローなどの畑を借り、現在トータル2.6haとなっています。
今後の彼らのワイン造りに大いに期待が高まります。
¥5,115¥4,604(税込)
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