生産者:ドメーヌ・ド・ラ・リュノッテ(DOMAINE DE LA LUNOTTE)
/クリストフ・フーシェ
産地:フランス、ロワール(トゥーレーヌ)
品種:ムニュ・ピノ
タイプ:白
アルコール分:12度
ビオディナミ(バイオダイナミクス)
SO2無添加
“天才故のこだわりと群を抜く蔵の小ささが彼のワインを幻にする…”
除梗なし、破砕なしのグラップ・アンティエールのぶどうをダイレクトプレス。
バリック樽で1年間、ステンレスタンクで6ヶ月間発酵し、熟成。
SO2無添加。
ムニュ・ピノは、サヴァニャンの親戚とも言われ、1970年代からソーヴィニヨンを代わりに植えるところが増え、かなり減っている地場品種。
飲む前から期待高まる、ほんのりと濁った艶やかな色合い!
しっかりと樽で長期間熟成させることで熟れたアロマが溢れて出している。
極上の柑橘果実の蜜っぽい旨みとミネラルが多層的に重なり、余韻はどこまでも続いていく。
クリストフのこだわり抜いたぶどうから生まれる唯一無二の傑作白。
(インポーター資料)
生産者:ドメーヌ・ド・ラ・リュノッテ(DOMAINE DE LA LUNOTTE)
/クリストフ・フーシェ
クリストフ・フーシェ氏は元々工場機械のエンジニアをしながら、ボランティアでハンディキャップを持つ子供たちの世話をしていた。
「自然の中で難しい仕事がしたい。」と4キロ先に住んでいた叔父のマネをしながら、奥さんのお父さんの畑でぶどう栽培を始めた。
最初こそ農協へぶどうを販売していたが、2002年より自分のワインを造り始めた。
「上司がいないから、自分の思いのままに仕事が出来る。」と収穫以外はすべて彼一人で楽しみながら取り組んでいる!
ビオロジック、ビオディナミに取り組み、エコセールの認定も受けている。
(月はビオディナミ栽培にとって欠かせないもの。月の形やポジションによって栽培の色々な作業を行うから蔵元名の由来に!)
樹の競合が最適になるよう、独自の考えで一畝ごとに雑草を残す、縞模様の畑でソーヴィニヨン・ブランなどを育てている。
なにせ一人で作業をしているので、生産量は常々非常に少ない!!
【「このぶどうのどこが嫌なんだい?」山田のギモン】
天才とは、往々にして目の前の現実に我慢できないものだ。
何百枚もの傑作なデッサンを破り捨てる画家。
睡眠中にインスピレーション、ベッドから起き出し譜面を0から書き直す作曲家。
ワインの造り手も同じだ。
素晴らしい(と私には思えた)ぶどうが結実した初秋。
笑顔の私の前で、彼はため息混じりに首を横に振った。
なんとこのぶどうは仲間の造り手に売ると!(ロワールの有名な生産者)天才には、凡人には分からないぶどう粒の奥の奥が分かるようだ。
彼の絶対的な感性に寸分たがわずピタっと来たぶどうしか、ワインにしない。
だから、ワインにしてから気に入らないキュヴェを売り払うのではなく、ぶどうの段階で自分の美学にそぐわない房を売ってしまう。
天才とは、往々にして他の何かが欠落しているものだ。
ぶどう粒の奥の世界が見える代わりに、失うものの莫大さといったら常人には耐えがたい。
しかし、何度でも立ち上がる。
身内が去っても、親友が去っても、周りに誰もいなくなっても。
この10年、この天才の審美眼に叶うぶどうが一体何回獲れたことだろう。
ぶどうは全滅、畑の果実も野菜も全滅…なんて年すらあった。
蔵は私が出会った造り手で最も、ダントツに小さい。
だから一層限りある液体。
人間として持てる才能。
その全てが、ぶどうの見極め、ワインヘ昇華させる感性に集中した男。
透明かつ分厚い液体。
天才しか見えない北のテロワールが詰まった液体。
溢れるオリも剥がれるラベルも彼の前では本筋。
丸ごと、丸ごと味わいたい…
Sold out¥5,390(税込)
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