生産者:レグラッピーユ(L’Egrappille)
/カトリーヌ・デュモラ(Cathrine Dumora)
産地:フランス、オーヴェルニュ
品種:プティ・シラー70%、ガメイ30%
タイプ:赤
アルコール分:14度
SO2無添加
“SO2無添加、少しでも傷んだブドウは迷わず捨て、収穫量は低く保ち、「ブドウ果汁だけを原料とした」純粋なワインを造ることに全力を尽くす”
王冠:ガスはありま
除梗したプティ・シラーと全房のガメイを合わせて10日間マセラシオン。
ファイバータンクで10日間発酵させて、ジャーに移して8ヶ月間発酵と熟成。
淡いガーネット色。
苺のコンフィチュールやドライ苺、熟したフランボワーズ、ザクロなどのやや充実した赤い果実の香りに、赤い小さな野ばらを想わせる華やかさが加わります。
喉を潤すような清らかな飲み心地で、体へと沁み込むように広がります。
それでいて口中に留まる風味は緻密感があり、仄かにビターな風味が重なることで奥行きが感じられます。
軽やかなスタイルですがややボディの厚みを感じますので、少し冷やしていただくことで軽快にお楽しみいただけます。
(インポーター資料)
生産者:レグラッピーユ(L’Egrappille)
/カトリーヌ・デュモラ(Cathrine Dumora)
これまでヤオ・ファタルのマニュエル・デュヴォーと夫婦で2つのドメーヌを持ち醸造を行ってきましたが、2019年に別々の人生を歩むこととなり、カトリーヌは新たに2haの葡萄畑を購入しこれまでどおりのレグラッピーユのドメーヌ名で再出発しました。
ラルブル・ブランのフレデリック・グナンに勧められたジャーなども取り入れ、少しづつ挑戦の幅も広げており、今後も彼女らしいピュアなワインを造り続けてくれることでしょう。
カトリーヌは、農村の経済を発展させるためのコンサルティング業に従事していた2012年、パトリック・ブージュ(オーヴェルニュ地方の偉大な生産者として知られる)主催のピクニックで友人からマニュエルを紹介されました。
その7ヶ月前に酒屋さんの試飲会でパトリックだけではなく、ピエール・ボージェ、ティエリー・ルナールなどの名だたる生産者のワインを飲む機会があり、オーヴェルニュ地方のヴァンナチュールに対して強い関心を抱いていました。
マニュエルと二人でパトリックの蔵を訪問しているうちに、研修していたオーレリアン・ルフォーから、彼の家から遠すぎるため使わない畑を紹介され、これを借りて始めたのが2013年です。
収穫の指揮は、少しでも傷んだブドウを迷わず捨てることができる彼女が、全てを指揮。
ワインの基となるブドウが最良のものになるよう注力し、具体的には、畑を耕す場合は馬で必要最低限に留めること。
害虫や病気対策としてローリエやミント等を蒸留して作った芳香性のある水、オレガノ等のエッセンシャルオイル、そして亜鉛や硫黄と銅、いずれも必要最小限の散布に抑えること。
そして収穫量を低く保つこと。
こうして栽培から収穫されたブドウを自然発酵、フィルターや清澄作業は行わず、酸化防止剤をはじめとする添加物も一切加えず、限りなく100%に近い「ブドウ果汁だけを原料とした」純粋なワインを造ることに全力を尽くしていることは現在も変わりません。
¥6,435¥5,792(税込)
残り2点