生産者:クラインクネヒト(Kleinknecht)
産地:フランス、アルザス
品種:ピシャルドネ、オーセロワ、ピノグリ(手摘み/20~30年)【2019年50%・2020年50%】
タイプ:白泡(辛口)
アルコール分:12.5度
ビオディナミ/デメテール
SO2無添加
“2012年にビオディナミに転換したミッテルベルガルムの7代目”
自生酵母。
9月収穫、全房で空気圧圧搾、ステンレスタンクで発酵。
残糖22g/Lのワインを添加し2021年4月24日ティラージュ。
21ヶ月間瓶内二次発酵・熟成。
ノンドザージュ、デゴルジュマンは2023年3月。
濾過あり・無清澄。
シャルドネ、オーセロワ、ピノグリを全房でプレスし、ステンレスタンクで発酵、残糖22g/Lのワインを添加し21年4月にティラージュ、21ヶ月間瓶内二次発酵・熟成し23年3月にデゴルジュマンしました。
ライトグリーンイエロー色、リンゴやキウイのアロマ、舌の上にプチプチと優しい泡立ち、キュッとした酸を感じるアタック、ミネラル感と果実の甘みを感じるエキス感が交じり合っています。
(インポーター資料)
生産者:クラインクネヒト(Kleinknecht)
アルザス地方は北のBAS RHIN県と南のHAUT RHIN県の2つの行政から成立つワイン産地で、フランスでも2番目にGNPの高い豊かな地方です。
1位は勿論パリ市のイル・ド・フランスですから、実質地方都市としては断トツです。
フランス通なら67番の車はストラスブールが県庁、68番がコルマールは県庁とご存知ですね。
ドイツと隣接し、標識も目に付くアナウンスはフランス語とドイツ語の2つで書かれております。
そのストラスブールのバーラン県に位置する小さな村、MITTELBERGHEIMに7代続く名門KLEINKNECHT家。
長男アンドレ・クラインネクト氏は1968年8月4日生まれ。
1991年からワイナリーを手伝い、醸造家として25年以上の経験豊富な乗りに乗った働き盛りの生産者です。
お父様は2002年に引退し、その後はアンドレが全て引き継ぎ、その当時7.5㏊の規模でしたが、ゆっくりと畑を買い増し、現在は9.5㏊の所有者となりました。
1998年にBIOに切り替え、2012年からビオディナミ農法に切り替えました。
デメテールには2014年から申請。
瓶詰めはお爺様の時代から始め、お父様の時代は馬で畑を耕しておりました。
今は馬を手放してしまったけど、時々友人の馬で畑の一部を耕しております。
畑は無農薬ですが、ナチュラルワインに切り替えたのは最近です。
彼のラインの半分以上は無農薬ワインですが、醸造過程に拘るナチュラルワインではありません。
SO2を使用しないワインの存在は知ってはいたけど、なかなか踏み切れませんでした。
そんな時、クリスチャン・ビネール氏やパトリック・メイエー氏と出会い、「自分でも実践してみよう!」と 決意しました。
ご存知の通り、今はJura地方やAlsace地方で若い生産者がどんどんナチュラルワインを造り始めております。
アルザスは元々ビオディナミの本拠地でしたが、なかなか浸透しませんでしたが、アンドレのような生産者が一気にナチュラルワインの世界に足を踏み入れ、新たな時代が到来しているのです。
ピノブラン33%、リースリング29%、ピノグリ9%、ミュスカ1%、ゲヴュルツトラミネール10%、ピノノワール8%、シャルドネ2%、シルヴァネール2%、他6%。
実は今、どんどんピノノワールを植樹しております。
勿論クローンでないので時間はかかりますが非常に素晴らしいピノノワールで、ここのクレマン・ロゼは本当に綺麗で美味しいです。
勿論他のワインも美味しいですが、収量は他のアルザスの生産者と同じ位取れるので、厚みは若干弱いです。
しかし値段はカジュアルで非常にコスパの良い優良生産者です。
近所の農業高校でワインを学びましたが、その頃学んだ事はすっかり忘れているし、実践的ではないと笑っていました。
彼は無農薬の生産者が少ない98年~無農薬に挑戦し、自分で自ら勉強したのです。
学校で学ぶより畑で色々実戦で学んで来た、たたき上げの醸造家です。
お父様の代では化学肥料を使っており、実際は父親よりも自ら見聞きしてアンドレの栽培方法を身に着けました。
ナチュラルワインへは2015年に転向し ましたが、畑に対する愛情・知識は半端ではありません。
ドイツ人のような几帳面な性格で、一つ一つ慎重に丁寧に仕事を進めます。
ですから今年より来年、来年より再来年と確実にワインの味わいに反映される事間違いなし。
良心的で地元で殆ど消費されておりましたが、これから色んな企画をアンドレと一緒に開発する予定ですので、楽しみにしていて下さい。
Sold out¥4,565(税込)
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