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ヴェルメル 2022(Vermell 2022)赤

生産者:ロー・キ・ドール(L’Eau Qui Dort)
/ポール・オーブレ・キュヴリエー(Paul Aublet-Cubelier)リサ・ル・ポステック(Lisa Le Postec)

産地:フランス、オーヴェルニュ
品種:カリニャン50%、グルナッシュ40%、バルベラ10%

タイプ:赤
アルコール分:13.5度

“ドメーヌ名のCoteau Libreは「自由な丘」という意味、十分な時間をかけてワインを造り上げ、できるだけ整った良い状態でワインをリリース”


除梗した葡萄をそれぞれ2ヶ月間マセラシオン。
350L樽で7〜8ヶ月発酵及び熟成させた後にブレンドして、瓶詰め。
カリニャンとグルナッシュは、パジオル地域(ペルピニャンから北に40km)、バルベラはイタリアのモンフェラート(アスティ)の葡萄を使用しています。
中程度の赤色。
熟したブラックベリーやブルーベリーなど新鮮な黒系果実の香りに、スミレの花や紅茶の品のある華やかさが加わり、香水のようにかぐわしく引き寄せられるような香りが広がります。
透明感を感じさせるような瑞々しく滑らかな飲み心地。
それでいて口中を覆うように膨らむ果実の風味は緻密で、紫がかった若々しい果実のニュアンスが花々やダージリンなどの気品のある風味が絶妙に溶け込み、アフターにかけてビターカカオのほろ苦さやバニラのまろやかな風味が重なり、抑揚が感じられます。
カリニャンの可憐な様子やグルナッシュの充実した果実味、バルベラの酸やビターカカオなど品種由来の特徴が引き出されており、華やかで若々しい果実味だけでなく、こなれ感やたおやかさが感じられる魅力に満ちたミディアムスタイルです。
(インポーター資料)

生産者:ロー・キ・ドール(L’Eau Qui Dort)
/ポール・オーブレ・キュヴリエー(Paul Aublet-Cubelier)リサ・ル・ポステック(Lisa Le Postec)

 

ロー・キ・ドールはオーヴェルニュ地方でワイン造りをするカップルのポール・オーブレ・キュヴリエー(Paul Aublet-Cubelier)とリサ・ル・ポステック(Lisa Le Postec)が手がけるネゴスの共同プロジェクトです。
L’Eau Qui Dortの由来は「il faut se méfier de l’eau qui dort = 眠っている水には注意するべし」ということわざで、例えば何の変哲もない浅瀬でも底の形状や潮の流れ次第で人は簡単に溺れてしまうわけで、生産者としてワイン造りに関する全ての要素に対し常に謙虚に向き合い注意深く観察する、強い意志がこの名前に込められています。

ポール&リサはオーヴェルニュ地方に自身のドメーヌをそれぞれ所有し、ワインは異なるエリアで造っていますが、このプロジェクトでは「二人の自由な発想」を軸に複数地域の葡萄を醸造しワインを造ります。
「他の生産者から買う葡萄は、実際に自分たちの手で育てた葡萄に比べると、年間を通してどの様な天候や栽培方法の元で育ったかについて詳しく知ることはできない。
そのため理屈に基づいた手法で、そのポテンシャルを最大に生かすことは難しい。
しかし詳細を知らないため、固定観念にとらわれることもない。
感性を駆使してワインを造れるのは、それはそれで素晴らしいことだと思う。
自由な発想をワイン造りへ反映させる経験を積み上げることこそが、このプロジェクトの価値です。」
と彼らは話します。

葡萄はオーヴェルニュを始めスペイン国境沿いのカタルーニャやペルピニャン、イタリアのアスティなど、いずれも暑い気候の地域のものですが、その中でも標高が高くワインに冷涼感が強く出やすいものを多く使用します。
彼らのワインは全体を通してとてもフレッシュで果実味が充実していますが、最大の魅力はマセラシオンの工程でタンニンが十分に抽出されているにも関わらず、舌触りはとても滑らかで張りも強い。
葡萄は十分に熟したものだけを使用するため、果物や土壌由来のエキスが豊富に含まれた味わいに仕上がります。
彼らは気さくで明るく、我々の訪問を毎回とても温かく迎え入れてくれます。
仕事面ではワインの品質に対する追求心がとても強く感じられ、私たちは彼らと会うたびに刺激をもらっています。
ロー・キ・ドールは、二人がそれぞれのドメーヌで多くの困難と対峙しながらも、お互いを支え合い、更なる経験を求めた向上心が生んだプロジェクトなのです。

製造元:コトー・リーブル/ベルモン(Coteau Libre/Belmont)
内容量:750ml
産地:フランス、オーヴェルニュ

5,3354,802(税込)

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