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マスカット・ベーリーA 2021(Muscat Bailey A 2021)赤

生産者:ドメーヌ・テッタ(Domaine Tetta)
/高橋竜太
産地:日本、岡山県
品種:マスカットベーリーA100%(手摘み/平均23年)
タイプ:赤(ミディアム)
アルコール分:12度

“石灰岩土壌の地に、日本ワインの未来を想う”


自生酵母。
11月7日~ 15日収穫、除梗。
ステンレスタンクで発酵、木樽で熟成。
濾過あり・無清澄、瓶詰めは2022年9月1日。
マスカットベーリーAはテッタのブドウの中でも特に樹齢が高く、これまで15VT以上造ってきました。
様々な造りに挑戦して多くのアイテムが世に出ていきましたが21VTGで一つの形、方向性が見えてきました。
人為的なアプローチを排除しながらナチュラルで綺麗なマスカットベーリーAを表現出来つつあります。
海外のお客様にも是非おすすめしたい日本の赤ワインです。
やや濃い目のルビー色、フランボワーズ、ラズベリー、コンフィチュールなどフレッシュで甘酸っぱい香りとシナモン、キャラメルなどの熟成由来の香り、味わいはドライですが香りにほんのりと甘さを感じます。
酸とタンニンは穏やかで飲み疲れせず、余韻はとても長くエレガントな果実味が口いっぱいに広がります。
(インポーター資料)

生産者:ドメーヌ・テッタ(Domaine Tetta)
/高橋竜太


岡山市内から車で2時間ほど北西へ走った、岡山県新見市哲多町。
瀬戸内海と日本海のちょうど中間に位置するこの地は、日照時間の長い温暖な気候で、畑は標高400~500mのカルスト台地の上にあることから、日本のワイン産地では珍しい石灰岩土壌を見ることが出来ます。
社長の高橋竜太さんはこの地の可能性を信じ、2008年から実家の建設業の傍ら、廃業したブドウ農家を継ぐ形で、生食ブドウと醸造用ブドウの栽培を開始し、 醸造所の建設前は、高橋社長自らが車で山梨まで収穫したブドウを運び、委託醸造を行っていました。
2016年に高橋さんの夢がかない、ついに醸造所が完成。
デザインや建築など、岡山出身の各分野で日本のトップと言えるクリエイター達が作り上げた、アーティスティックな建物にはカフェも併設され、イベントでは屋上を使ったアウトドアで100名を超えるディナーパーティーも行われたり、日本中から注目され、多くの人が集うワイナリーとなりました。
Domaine Tettaドメーヌ・テッタのワインは、委託醸造を除く自社ブランドはすべて、8haほどある自社畑のブドウから造られ、畑では除草剤や化学肥料などは使わず、ボルドー液などの薬剤も最小限の使用にとどめ、天然酵母での自然発酵と、亜硫酸の使用も極微量ですが、瓶詰め時の判断により無添加でリリースされるワインも多いです。
2020年から栽培・醸造長を任されている菅野義也さんは、日本ワインファンの誰もが憧れる、山梨の「ボーペイサージュ」でワイン造りを学んでおり、優しく真面目で几帳面な菅野さんの人柄を感じさせ、しかも独創的なワイン造りを行っています。
ワインは微発泡、白、ロゼ、赤だけでなく、そこに当てはまらない中間色のワインが多く、その年のブドウのポテンシャルを最大限に引きだそうと、毎年スタイルを変えてリリースされています。
常識やカテゴリーにとらわれない自由な感性によって表現されるドメーヌ・テッタのワインは、今後さらに注目を集めることは間違いありません。
誰にも負けない行動力で夢を実現してきた高橋社長と、自由な感性で魅力あふれるワインを生み出す、菅野さんはじめスタッフの皆さんの活躍に期待しています。
ワイナリーの歴史を背負うプレッシャーは必ずあると思います。
特に現在は日本ワインブームによって、醸造所の数が目まぐるしく増加し、注目されるワイナリーとそうでないワイナリーがはっきりと分かれています。
昔のまま変わることのできないワイナリーは、すたれてしまう厳しい状況の中で、今までの顧客を大事にしながら、新しいファンを増やしていかなければならないというのが、新規ワイナリーとはまた違った苦労があるように思います。
何を継承し、何を創造するのか。
飄々と、しかも着実に実力と人気を自分のものにしている2人に、今後の期待が膨らみます。
製造元:ドメーヌ・テッタ(Domaine Tetta)
内容量:750ml
産地:日本、岡山県

5,060(税込)

      

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