生産者:ジュリアン・ピノ―(JULIEN PINEAU)
産地:フランス、ロワール
品種:コー100%(手摘み/平均140年)
クロ・ロッシュ・ブランシュの区画で、フランス最古の接ぎ木されたブドウの木のひとつ。
1890年代にフランス株を接ぎ木したアメリカ台木のフィロキセラに対する耐性を調べるための試験として使われた区画です。
タイプ:赤(ミディアム)
アルコール分:12.5度
ビオロジック
SO2無添加
“クロロッシュブランシュの畑を取得、旨味伴う華のあるナチュールが魅力的なジュリアン・ピノー”
自生酵母。
9月収穫、全房で毎日ルモンタージュしながら、グラスファイバータンクで3週間醸し。
空気圧式圧搾、600Lの木樽で33ヶ月間発酵・熟成。
無濾過・無清澄、瓶詰めは2019年6月21日。
日本の妖怪が大好きなのでキュヴェ名に冠しました。
樹齢130年のコーを33ヶ月発酵・熟成しました。
濃い色調の黒色ガーネット、とろりとした粘性、しっかりとした香り立ちでカシスやプルーン、湿った土、干しブドウのアロマを感じます。
キュッと引き締まったタンニンと酸味のアタックに心地の良い渋味、ブラックチェリーの果実味がプラスされ、中程度の余韻が楽しめます。
(インポーター資料)
生産者:ジュリアン・ピノ―(JULIEN PINEAU)
Domaine des Bois Lucasドメーヌ・デ・ボワ・ルカは、Clos Roche Blancheクロ・ ロッシュ・ブランシュの所有する無農薬の畑を8ha購入させて頂きました。
クロ・ロッシュ・ブランシュのオーナー Catherineカトリーヌは2015年に引退をしましたが、その最後の6.7haを購入し新しくドメーヌを誕生させたのが、Julien Pineauジュリアン・ピノーです。
1985年9月16日ロワールToursトゥール生まれ。
大学でワインとは全く違う経済を専攻後、アメリカに留学。
その間に夏休みを利用して葡萄畑の収穫を経験。
その時に自然の素晴らしさを認識します。
帰国した2009年にモンルイのLise et Bertnard Soussetリーズ・エ・ベルナール・スーセで収穫をして、ワインを造ろう!と決意。
早速アンボワーズの醸造学校に入学し、本格的に醸造を勉強します。
みっちりとエノローグを勉強した後、2012~2013年プロヴァンスのDomaine Terres Promisesドメーヌ・テール・プロミズやクリストフ・コモールで仕事をして、やはりロワールで自分のワイナリーを立ち上げようと、2014年Noella Morantinノエラ・モランタンの所で働きました。
そこでクロ・ロッシュ・ブランシュのカトリーヌと出会い、今回の畑購入となったのです。
カトリーヌの畑を引き継いだのは全部で4名、私、ノエラ、ローラン、そして今回のジュリアン、全てビオを実践しております。
彼女は引退しても、同じ志の仲間が畑を守っております。
ジュリアンは最後までカトリーヌが売らなかった、一番良い畑をGetしました。
あの樹齢100年以上の素晴らしいコーもジュリアンにご縁があったのです。
コー6.5ha、ソーヴィニヨンブラン2.5ha、ピノドニス0.8ha、カベルネフランとカベルネソーヴィニヨン0.6ha、ガメイ0.5ha何とバランスが良いのでしょうか?
一気に6種類の品種が醸造出来るのです。
同じ畑で同じ醸造所で作ってもディディエとは全くスタイルの違うワインが出来上がりました。
ジュリアンの若い感性が初年度からきちっと瓶に詰まりました。
どれを飲んでもウルトラナチュラル。
新人とは思えない感覚です。
同じ所有者の畑を4名別々に醸造すれば、4つの別々のスタイルのワインが出来上がります。
本当にワインは面白いです。
私のスタイルと全く違いますが、私は個人的にこのジュリアンのワインが大好きです。
彼のワインには華があるのです。
果実をこれだけ残すのは難しいのですが、それをいとも簡単にさらっとやってのけました。
彼が今後どんなワイン造りをしていくのか、とっても楽しみな歴史が誕生しました。
是非沢山の方に味わって貰いたいです。
製造元:ジュリアン・ピノ―(JULIEN PINEAU)
内容量:750ml
産地:フランス、ロワール