ラ・ペゲラ 2022(La Peguera 2022)白(マセラシオン)
生産者:ルベン・ディアス(Ruben Diaz)
産地:スペイン、カスティーリャ・イ・レオン
品種:アルビーリョ・レアル100%(手摘み/平均97年)
タイプ:白(マセラシオン)
アルコール分:13度
ビオロジック
“銘醸地グレドスの個性的なテロワールと歴史を伝える”
自生酵母。
8月18日収穫、10%全房・90%除梗後、ステンレスタンクで15日間醸し、垂直式圧搾。
10hlのステンレスタンクで発酵、225Lの木樽と100Lのステンレスタンクで熟成。
無濾過・無清澄、瓶詰め日は2023年1月28日。
パーセル名をキュヴェ名に冠しました。
花崗岩土壌で育つアルビーリョ・レアルを一部全房で15日間醸し後プレス、ステンレスタンクで発酵、木樽とステンレスタンクで熟成し23年1月末に瓶詰めしました。
淡い黄金色、黄色リンゴやビワのアロマを感じます。
ボリュームのあるアタックで、黄桃の果実味はコク旨で、口中に拡がる複雑味のある味わい、長めの余韻が残ります。
(インポーター資料)
生産者:ルベン・ディアス(Ruben Diaz)
スペイン指折りのワイン銘醸地グレドス。
その中心地セブレロスの村は、スペインの首都マドリッドの北に位置するグレドス山脈の中の北側にひっそりと隠れるように存在する。
グレドス山脈はカスティーリャ・イ・レオン、いやスペインの中でも有数の山脈でマドリッドからポルトガルまで連なっている。
この山脈がセブレロスのブドウ畑にマイクロクリマをもたらしている。
銘醸地グレドスの北側はアルベルチョの谷とよばれ、夏は非常に暑く冬は非常に寒い。
畑はなんと標高1200mのエリアにまで点在する。
セブレロス生粋の生産家ルベン・ディアスは、小さい頃からこの土地の栽培方法、伝統的な醸造方法、そしてワインに親しんできた。
自分の半分はガルナッチャでできている、 と言い切るルベンはコマンドGやマルク・イサールといったカリスマワイン醸造家からも一目置かれる、職人のような雰囲気が漂う造り手である。
(※グレドスの南側はティエタルの谷とよばれ、夏はそこまで暑くなく冬もそれほど厳しい寒さではない。)
グレドス山脈にあるセブレロス(村名並びにサブゾーン名としても使用されている)は、アビラ県、トレド 県、スペインの首都マドリッドの間に位置し、全部で35の小さな村々で構成されている。
飲み手の心を揺り動かす品種と土壌。
近年スペイン・世界中の注目を浴びる生産地として知られるようになったが、かつてはグレドス山脈にひっそりと佇む過疎の進んだ小さなー農村にすぎなかった。
首都マドリッドからは車で1時間ほどとそれほど離れていないが、都会の喧騒を離れ、豊かな森林の中を通るカーブの厳しい山道を走り抜けると、空が掴めてしまいそうなほどの高さにあるセブレロスの村にたどり着く。
生粋のセブレロス人ルベン・ディアスは、この小さな山間の村で生まれ育ち、小さい頃から家族の所有する畑のブドウ栽培を手伝ってきた。
大学でマーケティングとデザインを学び、しばらく広告会社で働いたが、都会での生活が息苦しく感じられセブレロスに帰り自然の中で生活することを決心。
この村でできる仕事は非常に限られていたが、それまでの経歴を生かしフリーランスの仕事を続ける傍ら、家族の所有する畑の手伝いを始める。
家族や近所に住む老人の手伝いをしながらセブレロスの土地や昔からの醸造方法を学び、文献を辿り、すでに忘れ去られた栽培・醸造方法を再発見していく。
この小さな農村がワイン生産地として特別視されるのにはいくつかの特徴的な理由がある。
猛暑と寒冷の典型的な大陸性気候に、少しだけ地中海性気候の影響を受ける。
そして畑は標高650~1200mの超高標高に位置し、東にあるさらに高い山から冷たい風が吹きおろしワインにフレッシュネスを与える。
黒ブドウはガルナッチャが高標高の位置に、白ブドウはアルビーリョにくわえシャスラがこの地区としてはやや低い位置である標高650mあたりに植えられている。
かつての農家は7月下旬から8月上旬にアルビーリョから収穫してそのブドウを売り、その収益でガルナッチャ収穫のための人を雇っていたそうだ。
この地区の土壌は花崗岩が主になり、トップソイルは砂礫状になった小石が見られるスレート。
このトップソイルは主に高標高に位置しガルナッチャが植えられている。
ルベンの畑にはもちろん化学薬品が散布されることはなく、馬を使って耕作し、何も足さない・何も引かない自然のままの栽培方法を行っている。
製造元:ルベン・ディアス(Ruben Diaz)
内容量:750ml
産地:スペイン、カスティーリャ・イ・レオン
Sold out¥4,070(税込)
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