サペラヴィ 2018(Saperavi 2018)赤
生産者:ゴッツァ(Gotsa)
/ベカ(Beka)
産地:ジョージア(グルジア)、カルトリ
品種:サペラヴィ100%(手摘み/平均6年)
タイプ:赤(ミディアム)
アルコール分:15.5度
ビオロジック/デメテール
“オレンジワインの伝統的産地ジョージア、中部カルトリでビオディナミ無添加醸造でよりピュアな味わいを”
自生酵母。
プレスせず、除梗後、25hlのクヴェヴリで14日間醸し・発酵(マロラクティック発酵[16°C]あり)。
8hlのクヴェヴリで16ヶ月熟成後、250Lの古樽で6ヶ月熟成。
無濾過・無清澄。
ジョージア南東部カルトリ地方、元建築家がヴィニュロンに転身し高標高の畑でビオディナミで育てた同地方を代表する黒ブドウのサペラヴィをクヴェヴリで発酵、クヴェヴリで16ヶ月熟成しました。
黒に近いブラックガーネット色、カシスジャムやプルーン、湿った土の香り、渋味、酸味にスムーズなタンニンと控えめな果実味、熟成による旨味をアフターに感じます。
クヴェヴリ=伝統的なジョージアワインの発酵、貯蔵、熟成に使われる大きな土器。
(インポーター資料)
生産者:ゴッツァ(Gotsa)
/ベカ(Beka)
トビリシの中心部から西へ25kmのカルトリ地方Kiketi村、海抜1300メートル、樫の森に囲まれた山中にGotsadze(通称ゴッツァ)ファミリーが営むワイナリーはあります。
現在の当主Beka(ベカ)の父Teimurazは画家、祖父Konstantinはジョージア西部Zestafoni地区でワイン造りを行っていました。
20世紀初め、家族は首都トビリシに移り住み、伝統的なワイン造りを続けていました。
現在は、グルジアの王たちも好んだワインを数多く生んだと言われる歴史ある地区で、祖父の時代から避暑を目的として利用してきた海抜1300mのサマーハウスを醸造所兼住居、海抜約550mに5haのブドウ畑を構えています。
1965年トビリシ生まれのベカはジョージア工科大学を卒業した後、すべてのエネルギーをワイン造りに注ぐ前は建築家として働いていた経歴の待ち主であります。
家族の長はワイン造りに関わり、女性は豊かで多様な料理を得意とし予期せぬゲストにも振る舞える十分な食べ物とワインをいつも貯えている。
そんな伝統的なジョージアンファミリーに育ち、自分もワイン造りに参与する事は自然な流れであったと振り返ります。
家族は妻ニーナ、息子2人(ジョルジとトーマ)と娘サロメの5人家族で、収穫や醸造の手助けをしてくれています。
2002年よりワインを造っていましたが、販売した初ヴィンテージは2010年です。
無農薬栽培を行ってきましたがビオディナミ農法も取り入れ2018年収穫のワインからビオディナミ/デメテール認証を得る事ができ、ジョージアで初のヨーロッパのビオディナミ/デメテール認証を持つワイナリーの誕生となります。
醸造は除梗・破砕後フリーランジュースのみを使用する場合と、除梗せずそのまま醸す場合があります。
プレス機は持たずプレスをしないので雑味のないピュアな果汁が使用でき、醸造所の地下に埋められたクヴェヴリの蓋をあけたまま発酵し、チューブでワインだけ抽出し他のクヴェヴリや樽に移し
替えます。
「我々はワインメーカーではない」と語尾を強めるベカは「自然を敬い、生態系を美しい状態で守り、プレスもせず、温度管理はするものの伝統的なクヴェヴリで醸造、できるだけ手を加えず自然な流れでブドウジュースがワインへと変わるお手伝いをするだけだ」と言い、「脈々と続くGotsadze家から降り注ぐオーガニックで純粋なワインをこれからも提供していきたい」と語ってくれました。
人が大好きで誰に対してもウエルカムで明るいベカが造るピュアでやさしいジョージアの歴史と伝統が反映されたワインを是非ご賞味ください。
製造元:ゴッツァ(Gotsa)
内容量:750ml
産地:ジョージア(グルジア)、カルトリ
Sold out¥4,290(税込)
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