リカーショップ アンボア

アバンナ 2021(Abanna 2021)白

生産者:ハナ・フエレンケンパー(Hannah Fuellenkemper)
産地:フランス、オーヴェルニュ
品種:シャルドネ

タイプ:白
アルコール分:14.8度
※王冠ですが、ガスはありません

“ワインを造りたいと思ったきっかけは、ルノー・ブリュイエール&アデリーヌ・ウイヨンのワインを初めて飲んだ瞬間に覚えた大きな感動”


ダイレクトプレス。
228Lの樽で12ヶ月間発酵と熟成(ノン・ウイヤージュ)2022年10月瓶詰め。
やや淡いレモンイエロー。
黄柑橘やみかんの葉、洋梨やりんごのコンポート、リキュールなど膨らみや爽やかな果実の香りが混ざり合います。
舌先をかすめるガスがあたり飴が溶けていくように優しい甘みが感じられ、軽く火を通したりんごや洋梨、マスカットリキュールなど凝縮感のある果実の風味と調和し、弾むように広がります。
ややボディーはしっかりとしておりますので、少し冷やしぎみの温度帯ですと軽快感と爽やかな果実味が引き立ちます。
(インポーター資料)
※ウイヤージュ=ワインを樽に入れて熟成させていると、蒸発して量が減ってくるので、同じワインを足す事。

生産者:ハナ・フエレンケンパー(Hannah Fuellenkemper)

ドイツ出身のハナは、2020年よりオーヴェルニュのシャニアという地域でワイン造りをしています。
彼女は畑をほとんど所有していないため、初ヴィンテージの2019年以降リリースされているワインは主に買い葡萄で造られたネゴスワインとなります。
 ワイン造りの道に進む以前、ハナは弁護士を目指してアムステルダムの大学院で法律の勉強をしていました。
当時から文学と飲食にも興味を抱いていた彼女は、その後飲食関連の雑誌編集社に勤めましたが、同時にアルバイトをしていたワインバーでの経験がきっかけとなり、自然派ワインに魅了されこの世界に入りました。
自身のワインを造るまではアルデッシュのアンドレア・カレックで約2年間、その他ロワールのジェローム・ソリニーやフランソワ・サン・ロ、バプティスト・クーザンなど名だたる生産者の元で短期間研修を重ねました。
しかし、ハナが心から自分自身の手でワインを造りたいと思ったきっかけは、ルノー・ブリュイエール&アデリーヌ・ウイヨンのワインを初めて飲んだ瞬間に覚えた大きな感動でした。
この体験がワイン造りの道を歩む上で確信を与え、2019年の収穫時期に過ごしていたサン・ロの元で初の醸造を試みます。
その後はオーヴェルニュに拠点を置き、ベテラン生産者や近年増えている若手生産者と意見交換をし、助け合いながらワイン造りを行っています。
自然派ワインの中でも特に亜硫酸無添加でエネルギー溢れるワインを好む彼女は、このエリア内では特にオーレリアン・ルフォーと親しいため、彼のワイン造りの影響が少なからず見受けられます。
ワイン造りの経験がまだ浅い外国人として、新しい言語と生活拠点でワインを造るのはとても難しいことでしょう。
例えネゴスワインでも、仕事内容は周りが思っているより遥かに大変だと話す彼女は、自分が重ねた努力が報われるよう、ワインの熟成には辛抱強く時間をかけ、飲み手に喜んでもらえる状態でリリースすることを第一に心がけているそうです。
毎年より良いワインを造るため、周りの生産者やクライアントには頻繁にアドバイスや試飲の感想を求め、少しでも成長できる要素を常に探し回っている印象を受けます。
彼女が周りに沢山助けられてワイン造りをできているのは、明るく気さくな人柄による親しみやすさと、とても謙虚な姿勢によるものでしょう。
製造元:ハナ・フエレンケンパー(Hannah Fuellenkemper)
内容量:750ml
産地:フランス、オーヴェルニュ

Sold out6,215(税込)

      

残り0点

Sold Out

Recommend Item最近チェックした商品