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レ・フェス 2019(Les Fesses 2019)白(マセラシオン)

生産者:ラルブル・ブラン(L'Arbre Blanc)
/フレデリック・グナン(Frederic Gounan)
産地:フランス、オーヴェルニュ
品種:ピノ・グリ、ソーヴィニョン・ブラン、ピノ・ノワール

タイプ:白(マセラシオン)
アルコール分:13.5度
※王冠ですが、ガスはありません

“元オートバイのメカニック、根っからの職人気質のフレデリック・グナンがつくる繊細なワイン”


約6ヶ月のタンクでマセラシオン。
その後ジャーで発酵と熟成。
仄かに赤みがかった琥珀色。
アプリコットのコンポート、金柑のコンフィチュール、マーマレード、ピンクグレープフルーツ、陳皮を想わせる柑橘系のほろ苦さや爽やかな印象、金木犀のような華やかな香りが感じられます。
瑞々しく喉を潤すような雑味のない飲み心地で、黄色の果肉を持つ果実やオレンジ系の柑橘の風味、ビターオレンジなどの爽快感のあるほろ苦さが溶け込み、旨味を伴い大きく香中に膨らみ長く留まります。
マセラシオンと言ってもパワフルな印象は受けず、複雑性や旨味が引き出され果実の風味とバランスの取れた辛口の味わいです。
(インポーター資料)

生産者:ラルブル・ブラン(L'Arbre Blanc)
/フレデリック・グナン(Frederic Gounan)


フレデリック・グナンは1960年に生まれ、プラスティック製造の会社や家具職人、そして屋根職人を経て装飾的なオートバイを作る仕事をしてきました。
しかし、外観の美しさを優先したものではなく運転性能に優れたオートバイを作りたくて友人と会社を設立、この会社を約7年続けておりましたが、あるバイクメーカーに二人ともヘッドハンティングされてメカニックとして勤務することになり、これが彼の人生を大きく変えるきっかけとなったのです。
当時は入社後3年間を様々な企業で研修を受けるカリキュラムがあり、フレデリックは有機栽培を行うワイン生産者へ行くことになりました。
ブルゴーニュのエマニュエル・ジブロ、ティエリー・ギュイヨ、ジャン・クロード・ラトー、ドミニク・ドュランで剪定から収穫と醸造まで1年を通じて研修を受け、ブドウを有機栽培して可能な限り人的関与を控えるワインの醸造に極めて強い興味を覚えて、彼が40歳になった2000年にブドウ栽培とワイン醸造の道を歩き始めました。
人物像はまず第一に心の優しい人、そしていつも楽しそうに微笑んでいる、人生を楽しむことに長けた人だなと感じます。
オートバイのメカニックとして引き抜かれた直後に、そのメーカーの良くないと感じる部分(モノ造りにおける考え方から仕事の進め方など)を挙げ批判したことで、入社直後から気まずいことになったらしく、彼の経歴なども考えると根っからの職人気質の持ち主で、理想を追求するため妥協を排するタイプだろうと思います。
今でも醸造所の隣には彼の小さな整備工場があり、2019年には60年代のロータスセブンをフルレストアしました。
オーヴェルニュの葡萄畑のそばを、彼の愛車が通り過ぎていくのを目にする日があるかもしれません。
製造元:ラルブル・ブラン(L'Arbre Blanc)
内容量:750ml
産地:フランス、オーヴェルニュ

Sold out8,195(税込)

      

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