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アルボワ・ブラン・ロウ・ブラン 2020(Arbois blanc Lou Blanc 2020)白

生産者:ミッシェル・ガイエ(Michel Gahier)
産地:フランス、ジュラ
品種:シャルドネ
タイプ:白
アルコール分:12.5度

“苦しくても続けた結果生まれたワイン”


フォーケットの区画の中にある樹齢約45年の葡萄。
除梗した葡萄をプレスした後、大樽で発酵・熟成。
やや濃い黄色。
黄柑橘のピール菓子やマーマレード、パイナップル、熟した果実やりんごの蜜、ニワトコなどの白い花、メレンゲ菓子、バニラなど円みのあるややリッチな印象を抱く香りに、フレッシュハーブの香りが清涼感を与えています。
口に含むとフレッシュ感のある若々しい果実味とバニラの柔らかい風味、白い花の華やかさ絡み合いながらゆっくりと広がっていきます。
張りのあるシャープな酸が膨らみのある果実味を支えながら、生き生きとしたほどよいフルーツ感と旨味が溶け込み、熟したサヴァニャンとシャルドネが混ざり合うような風味が口中に留まります。
アフターにはパイナップルのような芳醇な果実の香りが抜け愛らしさを感じ、仄かな塩味やカレースパイスのニュアンスが余韻に奥行きや引き締まった印象を与えています。
(インポーター資料)

生産者:ミッシェル・ガイエ(Michel Gahier)
 

ミッシェルの蔵は、エマニュエル・ウイヨンやピエール・オヴェルノワが居を構えるピュピヤンから、車で15分ほど山道を走ったモンティニィ・レ・アルスル村にある。

16歳から父親と一緒に働いていたが、ワインを専門に造っていなかったことから、ほぼ独学でワインについて学んできた。
アドバイスをくれた人たちは、かつて昔ながらの栽培と醸造をしていた祖父くらいの年齢の、既に引退した人たちだけといった環境。
有機栽培をしていることで周囲からは異端者扱いされ、(採算性が悪い理由から)銀行もお金を貸してくれない、極めて厳しい時代を耐え抜いてきた苦労人である。

頑張って続けて来ることができたのは、アルボワのレストラン「ジャン-ポール ジュネ」の初代料理長アンドレ ジュネ氏から受けた薫陶が大きいと言う。
アンドレは、ミッシェルが納品に訪れるたびに古いワインを飲ませてくれ、苦しくても栽培と醸造の方法を楽な方向に変えては絶対にいけないと励ましてくれた。
ミッシェルのワイン造りの根幹にあるのは、仕事の内容は違っても、アンドレ・ジュネのようなモノ造りをする職人が共通して持つ、魂のようなものなのだと思われる。

製造元:ミッシェル・ガイエ(Michel Gahier)
内容量:750ml
産地:フランス、ジュラ

Sold out6,655(税込)

      

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