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ラット・ド・カーヴ 2020(Rat de CAVE 2020)赤

生産者:ブノワ・ローゼンベルジェ(Benoit Rosenberger)
産地:フランス、オーヴェルニュ
品種:ガメイ・ドーヴェルニュ

タイプ:赤
アルコール分:13.5度
SO2無添加

“理想だと信じる仕事をする”


※メインラベルにL-21-02と記載がありますが、ヴィンテージ表記ではございません。
2020年のワインとなります。
ルー・デ・ヴィーニュと同じ区画の葡萄を使用。
通常ルー・デ・ヴィーニュは全房で2週間程度のマセラシオンですが、2020年は葡萄の熟度が高かったため3週間のマセラシオンでやや抽出を強くしています。
1/3を600Lの樽、2/3をステンレスタンクで1年半発酵と熟成。
深いルビー色。
抜栓時、若干還元的な印象を受けますがスワリングで抜ける程度で、気になるほどではありません。
2日目には空気に触れることで香り高く華やかな様子が感じられますので、早めに抜栓して頂くか、お急ぎの場合はデキャンタージュなどしてお楽しみ頂くことをお勧め致します。
フランボワーズソースやドライ苺などやや充実した赤い果実の香りに、小さな黒系果実のニュアンス、紫の生花やドライフラワー、赤紫蘇、リコリスなどのドライハーブ、クローブやオールスパイス、腐葉土など複雑性を帯びた香りが感じられます。
赤い果実の果汁のような瑞々しさや若々しい印象を抱かせ、メリハリを感じさせる小気味良い酸を伴いながら軽やかな口当たりで清らかに流れ込みます。
口中に膨らみゆく中で、徐々にレーズンやカレンズのような黒系果実のドライフルーツ、ドライハーブやスパイスの甘苦い風味、ドライフラワーなど様々な風味が重なっていき、旨味やコク深さなどが溶け込み複雑で奥行きのある味わいが続きます。
アフターにかけて僅かに感じられるバニラのような風味が円みのあるまろやかな印象残します。
今後の熟成の過程で繊細でエレガントな様子、更に複雑性が増し魅惑的な要素が引き出されていくことでしょう。
(インポーター資料)

生産者:ブノワ・ローゼンベルジェ(Benoit Rosenberger)

彼は1990年にナントの醸造学校を出て、その後にシャンパーニュの協同組合に就職しましたが、1998年にオーヴェルニュでコンピュータープログラミングの仕事へ転職しています。
以降10年間はこの仕事だけでワインには一切関わっておりません。
ワインの仕事に戻るきっかけは2010年、友人の野菜畑の作業を手伝ったことで土と触れ合う仕事の喜びを再発見し、考えた末にヴィニュロンに戻ることを決心しました。
2012年にブドウ畑の所有者を紹介してもらい、僅か1.5haの畑を借りて造ったワインが12wattsです。
どんなことを考えて仕事をしているのか尋ねたところ、「シャンパーニュで働いていた頃の仕事は許される限りの化学物質を用いて、徹底して効率化を求めたものでした。
それがとても嫌で耐えられず、ワイン造りと関わることを止めたのです。
戻るのなら誰からも命令されず、理想だと信じる仕事をするのだと決めていました。
と言っても、実のところ特別な何かをするわけではないのです。
土と私が緊密な関係を築くための仕事とお伝えすれば、きっと皆さんは分かってくださると思います。」
と答えてくれました。
製造元:ブノワ・ローゼンベルジェ(Benoit Rosenberger)
内容量:750ml
産地:フランス、オーヴェルニュ

Sold out7,260(税込)

      

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