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ガメイ・ジャルダン・ド・ラ・グランド・ピエス 2020(Gamay Jardin de la Grande Piece 2020)赤

生産者:レ・ジャルダン・ド・テゼィ(Les Jardins de Theseiis)
/ポール・アンドレ・リス(Paul Andre Risse)
産地:フランス、ロワール
品種:ガメイ100%(手摘み/平均53年)
タイプ:赤
アルコール分:13度
ビオロジック、ビオディナミ/エコセール、デメテール
SO2無添加

“トゥーレーヌ・ブルノアリヨンの後継者、ピュアさと凝縮感を共存”


自生酵母。
8月29日収穫、除梗後、スミマセラシオンカルボニック。
水平式圧搾、グラスファイバータンクと古樽で発酵(ピジャージュ3回・ルモンタージュ2回)。
225Lと350Lの古樽で熟成。
無濾過・無清澄、瓶詰めは2021年4月30日。
20年は暑い上にうどん粉病の被害があった年でした。
樹齢53のガメイを除梗しスミマセラシオンカルボニック後プレス、ピジャージュ・ルモンタージュをしながら発酵、古樽で熟成しました。
鮮やかな明るい紫ガーネット色、ブラックチェリーやカシス、スミレ、火打石の香り、丸みのあるバランスの良いアタックにジューシーな果実味とほのかな酸味、タンニンと苦みが心地の良い味わいです。
(インポーター資料)

生産者:レ・ジャルダン・ド・テゼィ(Les Jardins de Theseiis)
/ポール・アンドレ・リス(Paul Andre Risse)


 私がワインを造っているPouiile(プイエ)という村の対岸にThesse(テゼ)という村があります。
同じAOC Touraineですが、Cher河を挟んで北がテゼ村・南が私のプイエ村、近いのにやっぱり気候・土壌が違います。
そこにビオディナミ実践者としてMichel Augeと同じくパイオニアだったBruno Allion氏という生産者がおります。
ブドウ畑は勿論、その他の野菜や果物も無農薬に拘り続け、この辺では知らない人はいない程の有名人です。
Domaine des Bois Lucasは2002年と2003年、このブルノの醸造所を借りてワイン造りをしました。
お陰様で2004年からはChene Gauthierという場所に醸造所を見つける事が出来たので、ずっとそこで造っていましたが、ブルノの醸造所は私には忘れられない思い出が沢山詰まった所なのです。
そのビオディナミの大先輩のブルノがリタイヤに伴いワイン造りを辞める事を決めました。
地元では、あの素晴らしい畑を誰が買うのだろうか?という話題で持ちきり。
とっても良い状態ですから誰でも欲しがります。
でもブルノが納得した人だけが引き継ぐ事が出来るのです。
その矢が当たったのは何とフランス人ではありません。
カナダ人とフランス人のカップルです。
ご主人のPaul Andre Risseポール・アンドレ・リス氏は1976年、ストラスブールに生まれたフランス人。
パリの大学院を卒業した後、カナダの大学院に留学します。
5年半カナダに住みましたが、そこで奥様と出会います。
彼女はカナダのケベック生まれ、大都会に生まれましたがワイン造りをしたくて、2012年フランス・モンペリエ大学で醸造学を学びます。
2014年イタリアのピエモンテでワインの勉強をしてマスターを取得。
2015年カナダに戻りワイナリーに勤めました。
その時に2人は出会います。
2人は一緒にワインを造る事を決意、フランスに出発、2016年ボルドーのシャトーパルメで4月から9月まで働きました。
しかしフランスでナチュラルワインに出会い、やはりナチュラルワインを造りたい!と2016年の秋に2人はANJOUのMarc Angeliの所で収穫を手伝いました。
Marcにロワールでワインを造りたいと相談したところ、ブルノを紹介され、2017年2人はブルノの所を手伝います。
ブルノも彼らを認め、彼らに20年以上ビオディナミで大切に守ってきた畑を委ねる事を決意。
こうやって同じ魂を持った人にバトンタッチをしたのです。
2017年はブルノも一緒に手伝いましたが、2018年からは勿論ブルノは手伝いません。
今回、初お披露目するブルノと一緒に造った2017年も素晴らしいのですが、私は個人的に彼らが自分たちだけで造った2018年の方が好きです。
(2019.1.29 第2回目訪問 新井順子)
製造元:レ・ジャルダン・ド・テゼィ(Les Jardins de Theseiis)
内容量:750ml
産地:フランス、ロワール

Sold out4,400(税込)

      

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