生産者:セイエル・ノウ・メス(CELLER NOU MES)
/モイセス・ビルジリ
産地:スペイン、カタルーニャ
品種:マカベウ100%
タイプ:白(マセラシオン)
アルコール分:13度
ビオロジック
SO2無添加
“人気の濁りオレンジワインがバックヴィンテージで特別に価格そのままで再入荷!お見逃しなく!”
除梗、軽く破砕し、ステンレスタンクで果皮と漬け込み35日間発酵(14~15℃)。
野生酵母のみ。プレス(一番絞りのみ)後、発酵を完了。
澱引きせず、澱と共にステンレスタンクで9ヶ月寝かせる。
週に1度バトナージュ。清澄・フィルターなし。2020 年2月瓶詰め。SO2無添加。
ワイルドさ倍増!濁りも旨みも5割増し!
とろっとしたテクスチャーにほろ苦いアフターがまた良いアクセント!
塩味の効いたミネラリーな旨みを纏ってじんわり美味い…
(インポーター資料)
生産者:セイエル・ノウ・メス(CELLER NOU MES)
/モイセス・ビルジリ
~地理と畑~
超有名DOのペネデスとプリオラートに挟まれた超無名なラ・ノウ・デ・ガイア村。
海から4km、背後は山。
ずっと風が吹き、40度を超えた異常熱波の2019年も30度ちょっとしかいかない。
純度が極めて高い石灰岩が長年に崩れたパウダー砂。
だから白い畑!ミネラルのミクロ的細やかさに繋がる。
現在トータルで14haのぶどう畑を所有している。
カバによく使われるチャレロをこの地ではカルトゥシャと呼ぶ。
しかし、カバ原料のチャレロとは趣がまったく違い、ノウ・メスの畑では、カルトゥシャがゆっくりゆっくりと成熟する。
それゆえ、旨味、深みの凝縮が極めて品良く進む。
そこにパウダーミネラルが見事に絡み合い、この蔵ならではの味筋に育っていく。
~蔵元~
村名ノウ=9と、常に進化したいモイセスの心意気は「さらにプラスへ!!」でメス=+。
父が引退し2010年から継いで徹底的に畑をBIO化。
モイセス自身は、それまでも自然醸造家として活躍。
テロワールの違いによってぶどうの凄みが躍り出るワイン造りを熟知していた。
それでも蔵元を継いだ当初は食べていけないので、カタルーニャ中の尖ったナチュラルワイン(コスミックやエスコーダ、、、)やオリーブ、食材を集めたかわいいショップを経営。
地元村民が量り売りでオリーブオイル、ワイン 、ヴェルモットを買いに来る。
~醸造~
重力を使って醸造。なんとプレス機が無い!
ぶどうの重さだけで流れ来るフリーランだけで醸す。
全て除梗し、破砕はせず粒は潰さない。
(いわゆるグラン・アンティエ(フランス語))
タンクに入れ、下の部分が重力で潰れて発酵が始まる。
SO2も人工酵母もまったく使わない畑の元気良いぶどうで初めにスターターを造り元気な自然酵母を育ててから発酵を始める。
樽は使わず、スモイのみアンフォラを使用。
(スモイは楕円形の粒のユニークな地元ぶどう。元々熟しにくく、カタルーニャ地方のあらゆるところで栽培されてきた量飲み用の多産品種。タンニンが粗く酸がきつめなため、だんだん減った。しかし、モイセスの畑では、見事にエレガンスの極み的スモイが熟す!)
モイセスはスパークリングワイン醸造でも、瓶内2次発酵は同じ畑のジュースを加えるだけ。
門出のリキュールは入れないブリュット・ナチュール。
だから正真正銘、全てのワイン造りは純粋にナチュラルなぶどうだけが原料なのだ!
~どんな人物?~
モイセス・ビルジリ尖ったナチュラルワインなのに、多くの人が楽しめる価格を執念で実現!
無名の村から未来の超ナチュラルを切り拓く男モイセス。
モイセスとはモーゼの(十戒、海を割った伝説の)カタルーニャ語。
妻と娘2人に元気な父母。
意思の強さとは真逆に、優しい澄んだ目をした包容力を感じる男。
製造元:セイエル・ノウ・メス(CELLER NOU MES)
内容量:750ml
産地:スペイン、カタルーニャ