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ヴァー・ラ・メゾン・ルージュ 2018(Vers. la Maison Rouge 2018)赤

生産者:ジャン・イヴ・ペロン(Jean Yves Peron)
産地:フランス、サヴォア
品種:モンドゥーズ90%、ガメイ10%

タイプ:赤
アルコール分:13度
SO2無添加

“手摘み、全房発酵、亜硫酸無添加、熟成は最低10ヶ月以上を原則とし、マセラシオンにも豊富な経験を持つ”


シスト・石灰質土壌。
ダイレクトプレスの後、225Lの樽で12ヶ月熟成。
仄かにオレンジがかった淡い赤色。
新鮮なプルーン、いちじくのコンフィチュール、香水のような華やかさのあるフランボワーズ、弾けるような酸を持つザクロや苺などの果実が混ざり合うような印象を受けます。
瑞々しく清らかな飲み心地で、やや重心の低いエキスの詰まった果実味が口中に大きく広がります。
軽やかなタッチでありながら果実の甘みや骨格が感じられ、ヴィンテージシャンパーニュのような深い印象が残ります。
充実感のある緻密な果実の風味に、仄かに残る塩味や伸びやかな酸が引き締まった印象や輪郭を与え、しっとりと艶やかで大人びた雰囲気を感じさせる仕上がりです。
(インポーター資料)

生産者:ジャン・イヴ・ペロン(Jean Yves Peron)

ジャン=イヴ・ペロンは2004年からサヴォワのアルベールヴィルでマセラシオンを行う醸造を主にワイン造りする生産者です。
彼は90年代にエノログの学校に通い、その後はアルデッシュ県コルナスのティエリー・アルマン、アルザスのジェラール・シュレールの元で働き、その他にはアメリカやニュージーランドでも経験を積んだ後、2004年独立に至ります。
マセラシオンに関する豊富な知識と経験や高度な技術を駆使して、2011年以降はサヴォワ県内で育つイタリア品種も取り入れ、現在毎年約16キュヴェを造り出すフランス国内では唯一無二と言っても過言ではない生産者です。
イタリア品種に関しては、2017年に現カーヴを建設後、醸造規模を拡大しイタリア現地のアスティとカザーレ・モンフェッラートの葡萄も扱い”i Vicini”というネゴシアンシリーズも並行して醸造を行っています。
とても面倒見が良く穏やかで、話すことが大好きな印象を受けます
ワイン造りに関しては極力その年の特徴とテロワールが現れるよう自然に大きなリスペクトを払いつつ、長年の経験を元に常にロジカルで科学的なアプローチをします。
この仕事を20年近く続けていても、毎年のように躊躇なく新しい試みをする探究心、そして彼の様相とその研究的な考え方は、一種のサイエンティストのように感じられます。

【畑及び栽培】
土壌:1.5haの石灰質、シスト、ミカシスト(結晶片岩の一つ、アルミや鉄分などのミネラルを豊富に含む)畑は標高250~550mに位置し、セラーも570mと高く夏でも温度が比較的低く保たれます。
サヴォワには山が多くあり、元々寒い地域のためワイン造りにおいては近年顕著に伺える地球温暖化に対応できていると話していました。
例えば2018年のような猛暑の年であっても酸を保ち、バランスの良い仕上がりとなっています。

【葡萄品種】
(サヴォワのフランス品種)モンドゥーズ、ジャケール、アルテス、ルーサンヌ、ピノ・ノワール、グランジェ、ガメイ、ミュスカ・プティ・グラン。
(イタリア品種)バルベラ、グリニョリーノ、コルテス、モスカート、ヴェルメンティーノ、ピノネーロ、ファヴォリータ

【醸造】
4つのルール:手摘み、全房発酵、亜硫酸無添加、熟成は最低10ヶ月以上を原則とし、マセラシオンをする際は約10日間以上のマセラシオンカルボニック。
多くは、その後ピジャージュを1回もしくは完熟ぶどうを扱う場合はアルコール発酵が終わりに近づくまで1回/日行い長期間マセラシオンを続けます。
熟成は主に樽、ステンレスタンクやグレ素材のジャーも使用しますが、その期間は瓶内より樽内での時間を重視します。
経験上、ワインの複雑さは10ヶ月以降から増してくるケースが頻繁にあり、瓶詰め後1年目で飲める状態まで樽で寝かせるべきだと考えているためです。
製造元:ジャン・イヴ・ペロン(Jean Yves Peron)
内容量:750ml
産地:フランス、サヴォア

Sold out7,260(税込)

      

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