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ドゥーセール・アンジュヴィーニュ・ル・クロ・デ・オルティニエール 2006(Douceur Angevine Le Clos des Ortinieres 2006)白甘口

生産者:ラ・クーレ・ダンブロジア(La Coulee d’Ambrosia)
/ジャン・フランソワ・シェネ
産地:フランス、ロワール
品種:シュナン・ブラン
タイプ:白甘口
アルコール分:13.8度
※500ml

“シェネのワインは2018年の醸造が最後。この豊かさや飲み心地の良さを楽しめるのももう僅かです”


2018年6月販売致しましたアイテムの再入荷となります。
粘土・シスト土壌。樹齢45年。
貴腐葡萄を使用し全房プレスで小樽発酵。
ウイヤージュなしで軽いフロールの下で4年間熟成。
深い琥珀色。
ラムレーズンやメープルシロップ、たばこなどの深みのある香りの奥に、白いレーズンやフレッシュな白葡萄の香りがフワッと薫ります。
その一瞬感じる爽やかな香りが芳醇な甘い風味に心地よいアクセントになっており、引き込まれるようにもう一度確認したいという気持ちが掻き立てられます。
ジャン・フランソワの甘口はただ甘いだけのものではなく、メリハリのある綺麗な酸や仄かな塩気などを感じ、コクや深みだけでなく口中に広がる味わいに抑揚を感じさせます。
杏などの果実味もしっかりと感じられる天然の甘みを堪能することが出来ます。
通常のワインに比べ高価ではありますが、甘口は葡萄の収量が特に少なく、乾燥し凝縮するため果汁を取ることが困難です。
また亜硫酸なしでの醸造はお酢になってしまう可能性もあるため非常に貴重といえます。
500mlで価格帯的に一見高価に感じますが、一度に大量に飲むようなスタイルのワインではありませんし、抜栓から2年以上経ても劣化することがなく、味わいの変化をゆっくりお楽しみ頂けますので、ある意味安価といえるのではないでしょうか。
抜栓後も時間をかけてゆっくりご提供頂けますので、この機会にお試し頂ければ幸いです。
(インポーター資料)

生産者:ラ・クーレ・ダンブロジア(La Coulee d’Ambrosia)
/ジャン・フランソワ・シェネ


グリオットのワインを飲んでこの道に進んだジャン・フランソワ・シェネは、「農民であることに誇りをもてる仕事をする」その想いを胸に抱き自然環境とワインを飲んでくれる愛好家を尊重した農業に取り組むことを決め、化学物質に頼ることなく土と対話を重ねそれを育み、自然かつ健全なブドウを完熟した状態で収穫することに注力してきました。
また、醸造者としては「決してワインを触りすぎることなくありのままに造ること」を旨とし、酵母や亜硫酸はもちろん酵素もビタミン剤も決して加えず、成り行きのままに醸造します。
強い個性を有するが故に、リリースするまで長い年月を待って良い状態にしたにも関わらずその品質を否定され、父親から譲り受けた畑の一部を売却して資金繰りに充てざるを得ない状況に陥り自分の仕事に対して悩んだこともありましたが、尊敬する生産者からの助言や励ましを得て現在に至っております。
彼が造るワインは、自身に強い影響を与えたグリオットのそれに劣らぬ無限のポテンシャルを秘めており、彼がこの土地で造るからこそできる唯一無二のものだと述べても過言ではないでしょう。
そんなジャン・フランソワは2018年の醸造を最後とし新たな道へ進むことを決めました。
現在1.9haとなった畑はシリル・ル・モアンに貸しているそうです。
今後、生産者として戻ることがあるかどうかは分かりませんが、未だタンクや樽に入っているワインが多くありますので、状態が整えば数年のうちに徐々にリリースされることでしょう。
この先も見守って頂ければと思います。
製造元:ラ・クーレ・ダンブロジア(La Coulee d’Ambrosia)
内容量:500ml
産地:フランス、ロワール

Sold out14,850(税込)

      

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