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メッセール・オト 2018(Messer Oto 2018)赤

生産者:カンティーネ・マドンナ・デレ・グラッツィエ(Cantine Madonna Delle Grazie)
産地:イタリア、バジリカータ
品種:アリアニコ100%(手摘み/平均50年)
タイプ:赤
アルコール分:13.5度
ビオロジック/ビオアグリチェルト

“珍しい品種のアリアニコ、バジリカータで地場品種アリア二コの本質に向き合う三代目パオロ”


60hlのステンレスタンクで10~13日間醸し後、発酵(マロラクティック発酵あり)。
ステンレスタンクで8ヶ月シュールリー熟成。
軽く濾過・無清澄。
イタリア南部の丘陵地で自然農法を実践するカンティーネ・マドンナ、粘土石灰で育つアリアニコをステンレスタンクで醸し発酵後、8ヶ月シュールリー熟成しました。
明るいルビー色、赤果実の香りや茎枝、果皮のニュアンス、口に含むと舌に乗るジューシー感と、その後の骨格を造る苦味が味わいの幅を広げ、果実由来の甘味にドライさと苦みが交じり合い少しアダルトな印象を与えてくれます。
(インポーター資料)

生産者:カンティーネ・マドンナ・デレ・グラッツィエ(Cantine Madonna Delle Grazie)

 イタリアの中でも南の産地、州の47%が山地、45%が丘陵地であるバジリカータ州、そこに位置するDOC Aglianico del Vulture(アルアニコ・デル・ヴルトゥーレ)ではAglianico種から作る赤ワインが認定されております。
もともとギリシア原産のブドウで、紀元前にElleniecum種に由来されているとの事。
ギリシア=hellenicを意味するイタリア語ellenicoが転化したものだそうです。
この品種は恐らくDOCGのカンパーニャ州のTaurasi(タウラージ)では聞いたことがあると思いますが、日常的に試飲されている方はなかなか多くはありません。
2013年5月に訪問した時にDOCGに昇格したと聞きました。
今回は全てアリアニコ種の赤ワインですが、醸造方法・ヴィンテージが違います。
是非これを機会に召し上がって頂けましたらと思います。
さてもともとお爺様の代から農業を営み、その頃から無農薬を実践しておりました。
正確には、南イタリアにもかかわらず高標高の冷涼な地域で風が強く、ケミカルなものを使用する必要のないワイン産地なのです。
お父様の代から少しづつ近所の人に売る程度のワイン造りを始めましたが、まだ本格的ではありませんでした。
そして2007年23歳の時Paoloがワイン造りを本格化しようと決意!
2002~2007年にいくつかのイタリアのワイナリーで修業、最後はNew Zealandにまでワイン研修に行きました。
帰国後、御父さんに頼み銀行に大きなお金を借りて、一気にモダンなワイナリーを建築。
住んでいる敷地内に建てたのです。とってもイタリアらしくモダンな建物。
お兄様が設計士なので全て彼に設計して貰ったそうです。
これは現地に行ってみないと…イタリアの南には明るくない私の胸を弾ませての訪問です。
パリから飛行機でBariまで向かい、そこから車です。
同じ南でもナポリから東に200㎞位のアドリア海側の町です。
8.5haの畑に向かうとお父様がしっかりトラクターで畑を耕しておりました。
アリアニコは寒暖の差が激しく、火山性土壌を好みます。
出来れば標高の高い所で…。
写真でもご理解頂けると思いますが、土地がしっかり重たく、この土壌・気候から生まれた黒ブドウはタンニンとポリフェノールをたっぷり含んだ長期熟成型のワインになります。
色もしっかりと濃く、実は晩熟型。
収穫時期を聞いたら何と白で9月、赤は10月だそうで…イタリアも本当にいろんな品種があって楽しいですね。
さてまだまだ若いPaoloが一生懸命作ったワイン。ワイン造りの情熱は誰にも負けません。
情報がなかなか南イタリアだと入ってこないので、私の畑も見たい!とサンプルを持ってわざわざフランスまで来てくれました。
うちの畑から色々学んだようです。
そして嬉しい事に忙しい時期の訪問で、わざわざお酢の散布も手伝ってくれました。
有難いですね~…同じ生産者なのでその辺はアウンの呼吸で良く分かってくれるのです。
イタリアもナチュラルワインのブームが広がり、遅れている南にも旋風を巻き起こし、これから益々楽しみです。
製造元:カンティーネ・マドンナ・デレ・グラッツィエ(C Madonna)
内容量:750ml
産地:イタリア、バジリカータ

Sold out2,530(税込)

      

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